次回予約やチケット購入をお断りされた時の切り返し術

お客様に次回予約やチケット購入をお断りされた際に、そのまま引き下がらず、もうひと押しするための切り返し方法をお伝えします。お客様とのコミュニケーションを少し工夫するだけで、リピートや購入につなげられるかもしれません。ぜひ参考にしてください。

次回予約を断る理由として「予定がまだわからないから」と言われることは少なくありません。このような場合でも、お客様の不安を解決する提案を行うことで、機会を逃さずに済みます。

例えば、お客様のスケジュールが確定しづらいときには、シンプルかつ柔軟な予約制度を提案してみましょう。仮予約制度を用意している場合には、「予定が不確定であれば、仮予約を通じて一度お日にちを押さえておき、その後の調整は柔軟に対応しています。LINEなどを介して簡単に変更できますので、ぜひご利用ください。」といった安心感を与えるコミュニケーションが求められます。

仮予約の存在だけでなく、その利便性を明確にすることも大切です。「仮予約を利用することで、すぐに埋まってしまう人気の時間帯も確保できる可能性が高まります。予約の変更も簡単にできますので、ご安心ください。」といった具体的な利点を示すことがポイントです。お客様にとってのメリットを具体化することで、安心して次回の来店を考慮していただけるようになります。

さらに、柔軟なスケジュール調整も強調しましょう。「急な予定変更にも対応可能です。ご予約日が近づいた時に再確認のご連絡もしますので、安心してご利用いただけます。」と、アフターフォローの体制もしっかりしていることを伝えることで、不安を軽減していただけます。

「高い」と感じるお客様には、価格に対する別の視点や実際のメリットを提供することが大切です。このときに役立つのが「イエスバット 法」です。

Yイエスバット法とは、お客様の課題や心配をいったん受け入れ、その後で別の視点から提案を行う技術です。「確かにこのコースは少し高めではありますが、しっかりとした効果が期待できる内容ですし、結果として長期的に見てもお得という方が多くいらっしゃいます。まずは初回体験で試してみて、効果を実感してからご判断いただくのはいかがでしょうか?」といった形で、価値を再認識していただきましょう。

価格の価値を感じてもらうためには、実際の効果やお客様の声を紹介することも重要です。これまでのお客様のビフォーアフターや、どのくらいの期間で変化を感じたかなどの具体的な情報を用いて、「この投資が長期的にはどれだけ有意義か」について納得してもらうことが重要です。こうした情報は、信頼を構築し、購入決定を促進する助けになります。

また、価格に付加価値をつけるために、追加サービスや特典を提案するのも有効です。「初回体験のお客様にはスペシャルケアを無料でお付けしています。この機会に、ぜひお試しください。」といった提案が、お客様にとって魅力的に感じられることでしょう。

コース購入に対して明確に断られてしまった場合でも、諦めずにお客様にとっての利便性を考慮した質問を投げかけます。「どのくらいのペースで通えそうか、お伺いしてもよろしいでしょうか?そのペースに合わせた特別なプランをご提案できればと思います。」といった形で、通いやすい環境を提供します。

お客様のライフスタイルや生活サイクルに合わせたカスタマイズプランを考え、提案することも一つの戦略です。「お仕事帰りに立ち寄れるよう、営業時間を調整することも可能ですし、お客様専用のプランを準備しております。」とお伝えすることで、特別な価値を提供します。

さらに柔軟な支払い方法を提案することも効果的です。「分割払いも可能ですし、月々のご負担を軽減するプランもございますので、ぜひご相談ください。」といった選択肢を示すことで、負担感を減らし購入への心理的抵抗を減少させます。

お客様とのコミュニケーションは距離を縮め、信頼関係を築く絶好の機会です。お客様の不安や要望に寄り添い、魅力的な提案を行うことで、より良い関係を築いていきましょう!

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投稿者プロフィール

Misao
Misao
美容サロンコンサルタント。ファッション業界から転身し、国内・海外でトータルビューティサロンの経験を積んだ後、リーピーター8割越え&売り上げUPをサポート。現在はコンサルティング、美容商材の卸、OEM化粧品・サプリメントの受託も手がけている。